カテゴリ:宮崎( 2 )

日生劇場のディテール

日本生命 日比谷ビル(日生劇場)は、村野藤吾72歳の作品です。
先日、内部を45分間という短い時間ですが、見学できるというまたとないチヤンスがあり、行ってきました。
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劇場ロビーの天井は、アルミ型押し材です。
伝統的な文様を図案化したもので、少し冷たい感じもしますが、いろいろな文様を楽しめます。
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ホワイエの天井は白の石膏穴あきボード仕上げで、照明はその穴から やわらかい光になって天井を明るくしています。
蛍光灯の交換は天井の一部を外すのですが、近くに寄って見ないと気付かない程、点検口は良くできています。
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客席の壁はガラスモザイク貼りで、部分的に金色が使われています。
グスタフ・クリムトの絵みたいな感じがします。
施工は、観客がタイルに触れて怪我をしないように角が出る部分は、特に注意して取り付けたそうです。
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客席のうねった天井は、深海を思わせる藤色の硬質石膏下地にアコヤ貝貼りです。
照明の廻りはアコヤ貝が密になっています。

階段は、設計の白鳥が設計ブログに載せていたのでそちらを見ていただきたいのですが、
エーロ・サーリネンから得たヒントで作られた階段は、どれもすばらしいものでした。
特にステンレスの手スリは、見るだけではなく手で触れることができ、
階段の上り下りを何度もしてみました。
慌ただしい見学会でしたが、とても良い経験になりました。

                                     工 事   宮崎


 
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by suruga_koji | 2007-12-05 22:36 | 宮崎

軒ドイと竪ドイ

 先日行った「ねむの木こども美術館」で、気に掛かる納まりでしたので、軒トイの写真を撮ってきました。

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丸い屋根の雨水を受ける為に銅版で作った軒ドイが、屋根の形に合わせて取り付けてあります。
製作は大変だったでしょうね。
右側の写真は、2階の展示室入り口の屋根です。住宅では、あまり施工しないトイの納まりです。
2階の軒ドイがそのまま、ケラバ側の屋根に合わせて下がってきます。

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下がってきたトイが、1階の軒ドイに1本で繋がっています。こちらも、トイの施工は苦労しているようです。
右側の写真は、私の担当現場で工事途中の車庫です。
美術館の納まりとは違って、屋根と一体化した小さなトイにしました。まだ付いていない軒ドイに
雨水を落とす作りです。
美術館ほどの苦労は無いにしても少しめんどうな仕事です。

 竪ドイ
新聞の折込チラシにMホームの美しい洋風建築が載っていました。でも、何かおかしいなと思って 
よく・よく見たら、軒ドイがあるのに竪ドイが付いていないのです。
ナルホド、確かに無ければ美しいのですが、写真から消し去っていいのでしょうか?
我々も、頭を悩ます雨どいですが、少しでも美しくなる様 努力しています。


                                   工事  宮崎
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by suruga_koji | 2007-07-18 17:21 | 宮崎